4年生が長野市社会見学に行ってきました。~10月3日(木)~

4年生の社会科では、日本における長野県、長野県における自分たちの住む下條村の地理的位置について知り、特色のある地域の人々の生活について調べる活動をしています。そして、地域の人々の生活と自然環境、伝統や文化などとの関連、願いを実現していく地域の人々の工夫や努力、協力と生活や生活環境の維持と向上との関連、地域の人々の生活や産業と国内の他地域や外国との結びつきなどについて考える力を身につけていきます。これらの学習の一つに『長野市への社会見学』があります。

今年度の見学場所は、『長野県庁』、『善光寺』、『NHK長野放送局』です。そして、新たな試みとして、善光寺の仲見世で、自作の下條村リーフレットの配布活動を行いました。

長野県庁では、災害対策本部の見学と説明、県知事の1日の仕事の様子の説明、屋上からの長野市内を眺め下條村との比較などで学びました。災害対策本部では、災害発生時に情報を迅速に把握し、被害を最小限に抑えるために、各機関が連携して取り組む仕組みについてお聞きしました。また、ライブカメラに写る地元の映像に見入る子どもたちの姿がありました。

 

善光寺では、内陣でお話をお聞きした後、お戒壇巡りを体験しました。想像以上に真っ暗闇の中を幸福の鍵を探しながら、一歩一歩慎重に進みました。外に出た後は、鍵を触れた喜びと外に出られホッとした表情を浮かべる子どもたちでした。下條村を紹介するリーフレットは、9月上旬に行われた祖父母参観日において、参観していただいた祖父母の皆さんからお聞きした下條村のよさや、自分たちが日頃感じていたり、調べてきたりした村の魅力を元にクラス毎に作成した物です。善光寺を観光で訪れた方々に緊張しながら声をかけ、「下條村に是非来てください」と言葉を添えながらリーフレットを渡すことができました。

NHK長野放送局では、ニューススタジオやラジオスタジオの見学、クロマキー体験など、放送の仕組みや役割について学びました。ニュース番組が放送されるまでにとても多くの人が関わっていることを知り驚く子どもたちでした。また、代表4人の児童によるキャスター体験も行い、他の児童はフロアディレクター役に挑戦しました。普段見ているテレビ番組を自分たちで作り上げる体験にわくわくしながら取り組む子どもたちでした。

社会見学を通して見聞きしたことやメモしたことをもとにして新聞を作成し、まとめの学習を進めていきます。