なかよし旬間 ~人権教育強化旬間~

10月21日(月)~11月1日(金)、下條小学校では、『なかよし(人権教育)旬間』を行っています。児童だけでなく、職員や保護者も人権意識の高揚を図ることが目的です。子どもたちの目標は「友だちの良さ・自分の良さを見つけ、だれにでもやさしく、みんながなかよくなる旬間」です。

全校音楽集会(10/25と10/29)では、「どんな人が好きですか」という曲を全校で歌いました。始めに合唱部の友達から曲の紹介(歌だけでなく振り付けも)です。合唱部の活動の中で、この日のために準備してくれたのです。覚えやすいメロディーであったため、合唱部の見本に合わせて何回か練習しているうちに、みんな歌えるようになりました。全校で歌った後は、学級毎に輪を作って歌い楽しみました。この曲は、自分の良いところをPRし、認め合う場面があります。自分の良さに気づき、胸を張って伝えられる、そんな温かい雰囲気のある全校音楽集会となりました。

 児童集会(10/30)では、全校でジェンカの曲に合わせてじゃんけん列車で楽しみました。ルールは、「違う学年の人とじゃんけんをする」「リーダー(先頭)の名前を呼びながらじゃんけんする」でした。曲が進んでいくと、どんどんと列車が長くなり、リーダー同士の勝負の行方に一喜一憂する姿がありました。最後まで残った人を全員で称えた後、感想発表をしました。違う学年の人とレクを通して関わりが持てたことが嬉しかったという感想が出されました。

 

4年生は、10月30日(水)に、下條村にある養護盲老人ホーム『光の園』で交流会を行いました。童謡「虫の声」「たき火」をリコーダーで演奏し、一緒に歌ったり、小学校生活の様子を朗読劇で紹介したりしました。ちょうど焼き芋大会をする日だったので、利用者の皆さんと小学生で焼き芋の準備をしながら会話もはずんでいました。

 

全校で、人権に関わる標語づくりにも挑戦しました。いくつか紹介します。

  • かなしいね  わたしもきもち  わかるんだ (1年)
  • やさしいね  そんなみんなが  だいすきだ (1年)
  • かわいそう  そう思ったら  「どうしたの?」(2年)
  • ころんだとき  ばんそうこうを  ありがとう (2年)
  • 自分がえ顔  そしたらみんなも  え顔だよ (3年)
  • ささえ合う  やさしくつたえる  よい心 (3年)
  • たすけ合い  みんなできょう力  ささえ合い (4年)
  • 「ありがとう」  そこからえ顔  生まれるよ (4年)
  • うれしいな  不安な時の  友の声 (4年)
  • なかよしで  知らない人にも  思いやり (4年)
  • 自分がいやなことは、 人にしない、 言わない(5年)
  • 大丈夫  私はあなたの  味方だよ(5年)
  • 友達といる  普通に思うけど  本当はすごい事なんだ (6年)
  • 泣いてたら  友達よりそう  また笑顔 (6年)
  • 勇気出し  かけた言葉に  ある希望 (6年)
  • 見えない所で支えてる  誰かの優しさ  気づきたい (6年)