来年の4月に下條小学校に入学予定の子どもは36人です。12月24日(火)には、その来入児のお友だちが、下條小学校1年生との交流会「年長さんようこそ祭り」に参加してくれました。
当日、園児を乗せたマイクロバスが到着すると、1年生は大興奮です。ペアを作り会場まで手をつないで案内です。1年生の司会で「年長さんようこそ祭り」が始まりました。 ぶんぶんごまをペアで作り(色を塗る)遊びました。その後、ペアで1年生が用意したゲームで楽しみました。用意したゲームは、「ボウリング」「ボール投げ」「小さい迷路」「くじ引きコーナー」「魚釣りゲーム」「宝探し」「糸電話」「間違い探し」の8つです。ふだん、6年生などの上級生から優しくしてもらっている1年生ですが、この日は年長さんのお兄さん、お姉さんとして張り切って活動していました。 優しくやり方を教えている姿、ゲームを楽しめるように荷物を持ってあげている姿、手を引いて次のゲームに誘う姿、上手くいかないと励ます姿、上手くできて一緒に喜ぶ姿など、相手の気持ちを考えた思いやりあふれる言葉や行動が見られました。自分たちで計画し、準備し、やり遂げることができたことに大満足の1年生でした。
この日のために、1年生では11月中旬から生活科としての学びの場として準備をスタートさせました。昨年度、自分たちが参加した交流会の様子を思い出しながら、一人一人が交流会に向けての願いを 発表し、「年長さんの名前を覚えて、なかよしになって、学校に来たいなと思ってもらえる交流会にしよう」というめあてを決め出しました。そして、やる内容(プログラムや遊ぶこと)やプレゼントをみんなで話し合いながら決め、準備を進めました。準備を進めながら、年長さんの姿や願いを想像しながら考えていく子どもたちの姿がありました。